
お茶を美味しく淹れるポイントは茶葉の量・湯の量・湯の温度・浸出時間です。
| 茶種 |
人数 |
茶葉の量(g) |
湯量(cc) |
湯温(℃) |
浸出時間(秒) |
| 玉露(特) |
3 |
10(大匙山盛り3杯) |
60 |
50 |
150 |
| 玉露(並) |
3 |
10(大匙山盛り3杯) |
60 |
60 |
120 |
| 煎茶(上) |
3 |
6(大匙2杯) |
170 |
70 |
120 |
| 煎茶(並) |
5 |
10(大匙山盛り3杯) |
250 |
90 |
60 |
| 玄米茶 |
5 |
10(大匙山盛り3杯) |
250 |
90 |
30 |
| ほうじ茶 |
5 |
15大匙山盛り5杯) |
400 |
熱湯 |
30 |
標準的な淹れ方であり、お好み・茶葉の種類によって淹れ方を変えてください。
その際も、温めのお湯で濃い目に淹れるとよいでしょう。
茶種によって湯温や浸出時間などが違うのはなぜでしょう?
「高級なお茶は、冷ましたお湯でゆっくり淹れるのがよい」とか、「玄米茶・ほうじ茶などは、熱いお湯でサッと淹れるのが良い」といいます。それは、それぞれの種類のお茶に含まれる味成分が異なるからなんです。
お茶には様々な味成分や香り成分が含まれています。その中でも代表的なものは、苦渋味成分であるカテキン類と旨味・甘味成分であるアミノ酸類です。カテキン類は高い湯温でより溶け出しますが、アミノ酸類は低い湯温でも溶け出します。つまり、お湯の温度が高いほど、カテキン類が多く溶け出し、苦渋味が強くなるのです。
また、上級茶と、番茶などの下級茶では、それぞれの味成分の含有比率が大きく違います。 アミノ酸類は上級茶に多く、下級茶の数倍の量を含んでいますが、一方のカテキン類は、上級茶、下級茶共に多くの量を含んでいます。つまり、上級茶は、アミノ酸とカテキンの両方を多く含んでいるので、熱いお湯で淹れると、旨味成分だけでなく、苦渋味成分も多く出てしまい、上級茶本来の持ち味である、濃厚な旨味を殺すことになってしまいます。
したがって、ぬるめのお湯で、ゆっくりとアミノ酸のうま味を引き出すように、淹れるのが良いとされています。一方、下級茶は、元来アミノ酸をあまり含んでいません。したがって、熱いお湯で一気に淹れることによって、香りを引き出すと共に、カテキンのさわやかな苦渋味を楽しむ入れ方が一般的なのです。
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